毎年12月、神戸ルミナリエがはじまる頃になると、
1995年の阪神・淡路大震災のことを思い出します。
あの年、初めて神戸ルミナリエが開催され、
その美しく荘厳な光の輝きを目にしたときの感動は、
今でも忘れることができません。
他府県の人にとっては、
単なるイルミネーションのように思うかも知れませんが、
少なくとも自分を含め、神戸の人間にとっては、
震災の犠牲者への鎮魂と復興への願いを込めたものである、
ということを忘れないようにしたいものです。
あの震災から15年、20年という歳月が過ぎようとも、
この神戸ルミナリエの時期には、亡くなられた方へのご冥福を祈り、
生きていることへの感謝の気持ちと、
人に対する思いやりというものを忘れないようにしたいと思います。
そして、2011年3月11日に起こった東日本大震災の犠牲者の方々にも
あらためてご冥福をお祈りするとともに、
被災地の復興が進むよう心から願っています。